
NASA(アメリカ航空宇宙局)は、新たにボツワナ、セルビア、モーリシャスが「アルテミス合意」に署名したことを発表しました。これにより、アルテミス合意の署名国は合計70か国に達しました。
アルテミス合意とは、アメリカ主導の有人月探査計画「アルテミス」を念頭に、宇宙探査・利用における共通原則を定めた、法的拘束力のない国際的な取り決めです。日本はアメリカなどとともに最初の8か国の1つとして、2020年10月に署名しています。
今回新たに署名した3か国と署名日、署名順は以下の通りです。
- ボツワナ(2026年6月25日・68か国目)
- セルビア(2026年7月16日・69か国目)
- モーリシャス(2026年7月17日・70か国目)
※いずれも現地時間

ボツワナは2026年6月25日、ワシントンD.C.のNASA本部で行われた式典で署名しました。署名は同国の通信・イノベーション大臣David Tshere氏が行いました。ボツワナは2025年3月に、同国初の地球観測衛星「Botswana Satellite 1(BOTSAT-1)」を打ち上げており、宇宙利用にも取り組んでいます。
セルビアは2026年7月16日、NASA本部でアルテミス合意に署名しました。署名は同国の外務大臣Marko Đurić氏が行いました。NASAは発表のなかで、アポロ計画に貢献したセルビア系技術者にも触れ、宇宙探査における国際協力の重要性を強調しています。
モーリシャスは2026年7月17日、同国の都市エベンヌで行われた式典で署名し、70か国目の署名国となりました。署名は高等教育・科学・研究省の事務次官Navindsing Jugmohunsing氏が行いました。NASAによると、モーリシャスはアフリカから7番目の署名国です。
アルテミス合意には、平和目的の宇宙探査、透明性の確保、緊急時の支援、科学データの公開、活動の干渉回避、歴史的遺産の保護、スペースデブリの低減などに関する原則が含まれています。
アルテミス合意への署名は2026年春以降、短期間に相次いでいます。2026年4月20日のラトビアを皮切りに、ヨルダン、モロッコ、マルタ、アイルランドが5月4日までに署名し、署名国は66か国に到達しました。
さらに5月7日にはパラグアイが67か国目の署名国となり、4月20日から5月7日までの18日間で6か国が新たに参加したことになります。その後、ボツワナ、セルビア、モーリシャスが加わり、署名国は70か国となりました。
文・編集/sorae編集部
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参考文献・出典
- NASA - Artemis Accords
- NASA - NASA Welcomes Botswana as 68th Artemis Accords Signatory
- NASA - NASA Welcomes Serbia as Newest Artemis Accords Signatory
- NASA - NASA Welcomes Mauritius as 70th Artemis Accords Signatory
- U.S. Department of State - Artemis Accords
























