
(引用元:ESO)
今回紹介するのは、ESO(ヨーロッパ南天天文台)が制作した、銀河の形成過程を描いた想像図です。小さな銀河が衝突と合体を繰り返しながら、より大きな銀河へと成長していく様子が1枚の画像で表現されています。

現在の天文学では、宇宙の初期にまず小さな銀河が数多く誕生し、それらが重力で引き合い、衝突と合体を繰り返しながら大きな銀河へと成長したと考えられています。この考え方は「階層的銀河形成モデル(Hierarchical Galaxy Formation Model)」と呼ばれ、銀河の進化を説明する有力な理論の一つです。銀河同士の相互作用はガスを圧縮して新たな星の誕生を促し、やがて2つの銀河は1つに合体して、より大きな銀河へ生まれ変わります。
衝突の衝撃はガスを圧縮して新たな星の誕生を促し、やがて2つの銀河は1つに合体して、より大きな銀河へ生まれ変わります。この想像図でも、小さな銀河から始まり、衝突を経て、最終的により大きな円盤銀河が形作られるまでの流れが描かれています。
こうした銀河の衝突・合体は、遠い過去の話だけではありません。私たちの天の川銀河もかつて別の銀河と合体した痕跡が見つかっています。さらに、約40億年後にはアンドロメダ銀河と衝突すると長年予測(※)されてきました。
銀河は完成した姿で存在しているのではなく、今も変化し続けている天体なのです。
※…ただし2025年に発表された研究では、100億年以内に天の川銀河とアンドロメダ銀河が直接衝突する確率は約50%とされ、従来の「衝突は不可避」という見方が見直されつつあります。
編集/sorae編集部
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参考文献・出典
- ESO - Galaxy mergers and formation
- ESA/Hubble - Hubble casts doubt on certainty of galactic collision










