2023年9月の満月は「9月29日(中秋の名月と同日)」です。10月の新月は「10月15日」で、満月は「10月29日」です。
9月の満月の名前:ハーベストムーン/Harvest Moon/収穫月
10月の満月の名前:ハンターズムーン/Hunter's Moon/狩猟月
🌑新月:9月15日 10時40分
🌕満月:9月29日 18時58分
🌑新月:10月15日 2時55分
🌕満月:10月29日 5時24分
満月と新月のカレンダーと月に関する情報をまとめました。
「今月の満月はいつ?」なんて思った際に活用できる毎月の満月・新月がひと目で分かるカレンダーや、各月の満月の名称(ストロベリームーンなど)も掲載しています。また、「スーパームーン」の解説や「月の裏側」「月の満ち欠けと睡眠」「アポロ13号が見た月面の再現」など、月の様々な不思議な疑問についても掲載しています。
目次
満月・新月カレンダー 2023年(令和5年)
2023年の満月新月(クリックで開閉)
1月(ウルフムーン/Wolf Moon/狼月)
【🌕満月】1月07日 8時08分
【🌓下弦】1月15日 11時10分
【🌑新月】1月22日 5時53分
【🌓上弦】1月29日 0時19分
2月(スノームーン/Snow Moon/雪月)
【🌕満月】2月06日 3時29分
【🌓下弦】2月14日 1時01分
【🌑新月】2月20日 16時06分
【🌓上弦】2月27日 17時06分
3月(ワームムーン/Worm Moon/芋虫月)
【🌕満月】3月07日 21時40分
【🌓下弦】3月15日 11時08分
【🌑新月】3月22日 2時23分
【🌓上弦】3月29日 11時32分
4月(ピンクムーン/Pink Moon/桃色月)
【🌕満月】4月06日 13時35分
【🌓下弦】4月13日 18時11分
【🌑新月】4月20日 13時13分
【🌓上弦】4月28日 6時20分
5月(フラワームーン/Flower Moon/花月)
【🌕満月】5月06日 2時34分
【🌓下弦】5月12日 23時28分
【🌑新月】5月20日 0時53分
【🌓上弦】5月28日 0時22分
6月(ストロベリームーン/Strawberry Moon/苺月)
【🌕満月】6月04日 12時42分
【🌓下弦】6月11日 4時31分
【🌑新月】6月18日 13時37分
【🌓上弦】6月26日 16時50分
7月(バックムーン/Buck Moon/男鹿月)
【🌕満月】7月03日 20時39分
【🌓下弦】7月10日 10時48分
【🌑新月】7月18日 3時32分
【🌓上弦】7月26日 7時07分
8月(スタージェンムーン/Sturgeon Moon/チョウザメ月)
【🌕満月】8月02日 3時32分
【🌓下弦】8月08日 19時28分
【🌑新月】8月16日 18時38分
【🌓上弦】8月24日 18時57分
【🌕満月】8月31日 10時36分
9月(ハーベストムーン/Harvest Moon/収穫月)
【🌓下弦】9月07日 7時21分
【🌑新月】9月15日 10時40分
【🌓上弦】9月23日 4時32分
【🌕満月】9月29日 18時58分
※9月10日は「中秋の名月」
10月(ハンターズムーン/Hunter's Moon/狩猟月)
【🌓下弦】10月06日 22時48分
【🌑新月】10月15日 2時55分
【🌓上弦】10月22日 12時29分
【🌕満月】10月29日 5時24分
11月(ビーバームーン/Beaver Moon/ビーバー月)
【🌓下弦】11月05日 17時37分
【🌑新月】11月13日 18時27分
【🌓上弦】11月20日 19時50分
【🌕満月】11月27日 18時16分
12月(コールドムーン/Cold Moon/寒月)
【🌓下弦】12月05日 14時49分
【🌑新月】12月13日 8時32分
【🌓上弦】12月20日 3時39分
【🌕満月】12月27日 9時33分
満月・新月カレンダー 2022年(令和4年)
2022年の満月新月(クリックで開閉)
1月(ウルフムーン/Wolf Moon/狼月)
【🌑新月】1月03日 3時33分
【🌓上弦】1月10日 3時11分
【🌕満月】1月18日 8時48分
【🌓下弦】1月25日 22時41分
※2022年1月は「地球から最も遠い満月」です。
2月(スノームーン/Snow Moon/雪月)
【🌑新月】2月01日 14時46分
【🌓上弦】2月98日 22時50分
【🌕満月】2月17日 1時57分
【🌓下弦】2月24日 7時32分
3月(ワームムーン/Worm Moon/芋虫月)
【🌑新月】3月03日 2時35分
【🌓上弦】3月10日 19時45分
【🌕満月】3月18日 16時18分
【🌓下弦】3月25日 14時37分
4月(ピンクムーン/Pink Moon/桃色月)
【🌑新月】4月01日 15時24分
【🌓上弦】4月09日 15時48分
【🌕満月】4月17日 3時55分
【🌓下弦】4月23日 3時55分
5月(フラワームーン/Flower Moon/花月)
【🌑新月】5月01日 5時28分
【🌓上弦】5月09日 9時21分
【🌕満月】5月16日 13時14分
【🌓下弦】5月23日 3時43分
【🌑新月】5月30日 20時30分
6月(ストロベリームーン/Strawberry Moon/苺月)
【🌓上弦】6月07日 23時48分
【🌕満月】6月14日 20時52分
【🌓下弦】6月21日 12時11分
【🌑新月】6月29日 11時52分
7月(バックムーン/Buck Moon/男鹿月)
【🌓上弦】7月07日 11時14分
【🌕満月】7月14日 3時38分
【🌓下弦】7月20日 23時19分
【🌑新月】7月29日 2時55分
※2022年7月は「地球から最も近い満月」です。
8月(スタージェンムーン/Sturgeon Moon/チョウザメ月)
【🌓上弦】8月05日 20時07分
【🌕満月】8月12日 10時36分
【🌓下弦】8月19日 13時36分
【🌑新月】 8月27日 17時17分
9月(ハーベストムーン/Harvest Moon/収穫月)
【🌓上弦】9月04日 3時08分
【🌕満月】9月10日 18時59分
【🌓下弦】9月18日 6時52分
【🌑新月】9月26日 6時55分
※9月10日は「中秋の名月」
10月(ハンターズムーン/Hunter's Moon/狩猟月)
【🌓上弦】10月03日 3時08分
【🌕満月】10月10日 5時55分
【🌓下弦】10月18日 2時15分
【🌑新月】10月25日 19時49分
11月(ビーバームーン/Beaver Moon/ビーバー月)
【🌓上弦】11月01日 15時37分
【🌕満月】11月08日 20時02分
【🌓下弦】11月16日 22時27分
【🌑新月】11月24日 7時57分
【🌓上弦】11月30日 23時37分
12月(コールドムーン/Cold Moon/寒月)
【🌕満月】12月8日 13時08分
【🌓下弦】12月16日 17時56分
【🌑新月】12月23日 19時17分
【🌓上弦】12月30日 10時21分
スーパームーンとは
月の見かけの大きさは周期的に変化しています。それは、月の軌道が真円ではなく楕円であるからです。そのため、地球に最も近づく時と遠ざかる時があります。

Credit:国立天文台
”月が地球に最も近づいた頃の満月”のことを「スーパームーン」と言いますが、厳密に言うとスーパームーンは天文学的にはっきりとした定義がありません。
しかし近年になって、月の見かけが大きい月のこと(とくに地球に最も近づいた月)をスーパームーンと呼ぶことが一般的になりつつあります。2020年4月の月が地球に最も近づいた頃の満月が「スーパームーン」として多くのメディアで報道されたことも記憶に新しいですね。
2021年に見られた「スーパー・フラワー・ブラッド・ムーン」
2021年5月末、多くの人々を魅了した皆既月食の月で、オーストラリアのニューサウスウェールズ州で撮影されたのが「スーパー・フラワー・ブラッド・ムーン」です。
一年の満月のうちで地球と月との距離が最も近い「スーパームーン」と、5月の月の名称(アメリカの先住民の間で呼ばれる)「フラワームーン」、そして皆既月食中の月は、暗かったり、明るさにムラがあったり、血のように赤黒い色をしていたりすることから「ブラッドムーン」と呼ばれます。
この要素が合わさり、2021年5月の満月は「スーパー・フラワー・ブラッド・ムーン」だったのです。
月の裏側ってどうなっているの?
月は地球との潮汐作用によって、いつも同じ面が地球に向いています。もしも、月の自転周期と公転周期が同期していなかった場合、地球からどの様に月が見えるのでしょうか?
以下の動画はNASAの月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」が撮影した静止画を組み合わせた「月が回転している動画」を紹介したものです(0:45〜)。
回転する不思議な月の動画を是非ご覧ください。
アポロ13号の宇宙飛行士たちが見た月面をNASAが再現
月に向かう途中でトラブルが発生し、11号以降では唯一月に降りることがなかった「アポロ13号」。アポロ13号の宇宙飛行士たちが見た景色を、NASAが月周回衛星「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」の観測データを使って再現しています。
NASAのゴダード宇宙飛行センターがCGで作成しYoutubeに公開したのは、月に接近したアポロ13号の宇宙飛行士たちが見た月の景色です。ルナー・リコネサンス・オービターによる観測で取得されたデータが用いられており、アポロ13号がたどった軌道から見えた景色が忠実に再現されています。
月の満ち欠けが人の睡眠に影響している?
ワシントン大学の研究グループは、月の満ち欠けが人間の睡眠に影響を及ぼしている可能性があるとする研究成果を発表しています。
人間には睡眠や覚醒のタイミングなどを司る「概日リズム」と呼ばれる周期リズムが存在しています。このリズムは光の影響を強く受けると考えられていますが、近代の電気を用いた照明の利用が人の睡眠に影響を与えている可能性が示されてきたといいます。
この研究発表では、照明から受ける影響をテストした結果、月の満ち欠けと同じ29.5日周期で就寝時間と睡眠時間が変動していることを発見しました。これは、人類の祖先が月明かりを利用していた頃のなごりが関係すると仮設を立てています。
Source
- 国立天文台 暦要項
文/sorae編集部