流星群とは、夜空に流れ星が多数出現する天文現象のことをいいます。
流星群は突然出現するものではなく、徐々に活動が活発化し、ピークを迎えた後、次第に沈静化していきます。活動のピークにあたる時期は「極大」と呼ばれ、多くの流れ星を観測することができます。
また、各流星群の極大は毎年ほぼ同じ時期に訪れるため、決まった時期に同じ流星群が見られるのです。このページでは、1年間で観測できる流星群の種類と、その時期をリストにまとめています。
まずは、流星や流星群についておさらいしておきましょう。
主な流星群の一覧
しぶんぎ座流星群
- 極大日: 1月4日 頃
- 活動期間: 12月28日~1月12日 頃
- 観測条件: 北半球での観測が最適
こと座流星群
- 極大日: 4月22日~23日 頃
- 活動期間: 4月16日~4月25日
- 観測条件: 夜間、特に早朝
みずがめ座η(エータ)流星群
- 極大日: 5月5日~6日 頃
- 活動期間: 4月19日~5月28日
- 観測条件: 南半球が最適、北半球でも見える
ペルセウス座流星群
- 極大日: 8月12日~13日 頃
- 活動期間: 7月17日~8月24日
- 観測条件: 北半球での観測が最適
みずがめ座δ(デルタ)流星群
- 極大日: 7月28日~29日 頃
- 活動期間: 7月12日~8月23日
- 観測条件: 南半球が最適、北半球でも見える
りゅう座流星群
- 極大日: 10月8日~9日 頃
- 活動期間: 10月6日~10月10日
- 観測条件: 北半球での観測が最適
オリオン座流星群
- 極大日: 10月21日~22日 頃
- 活動期間: 10月2日~11月7日
- 観測条件: 深夜から早朝にかけてが最適
しし座流星群
- 極大日: 11月17日~18日 頃
- 活動期間: 11月6日~11月30日
- 観測条件: 夜間
ふたご座流星群
- 極大日: 12月13日~14日 頃
- 活動期間: 12月4日~12月17日
- 観測条件: 北半球での観測が最適
こぐま座流星群
- 極大日: 12月22日~23日 頃
- 活動期間: 12月17日~12月26日
- 観測条件: 北半球での観測が最適
Source
- Image Credit: MotionElements, YanaLyso
- 国立天文台 - 主な流星群の一覧
編集/sorae編集部