アメリカ航空宇宙局(NASA)は設立64周年を迎えた2022年10月1日に、NASAの公式Twitterで、ハッブル宇宙望遠鏡30周年の際に公開した特設ページ「What Did Hubble See on Your Birthday?」を改めて紹介しています。
※…NASAの設立日は、アメリカ政府機関としては7月29日で、正式に稼働したのが10月1日です。
外部サイト:Hubble Birthday(https://imagine.gsfc.nasa.gov/hst_bday/)
こちらの特設ページでは、任意の日付を入力するだけで、その日にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した天体画像や簡単な解説を表示することができます。
つまり、自分の誕生日にハッブル宇宙望遠鏡が何を撮影したのかを調べることができるというものです。
それでは早速調べてみましょう!
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ハッブルが撮影したあなたの誕生日の天体をチェック!
利用方法はとても簡単で、特設サイトにアクセスし「Select Your Birthday Date」から自身の誕生日を選択して「Submit」を押すだけ。登録など面倒なことは一切必要ありません。
例えば、10月12日を指定した場合、有名なオリオン大星雲の美しい画像が表示されました。こちらの画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」とラ・シヤ天文台にある「MPG/ESO 2.2m望遠鏡」のデータを組み合わせたものとのことで、とても魅力的な一枚ですね。
さらに、表示された内容はSNSでシェアすることができたり、説明枠の中にある「More info」から詳細ページにアクセスすることで、高解像度画像をダウンロードすることも可能です。
366日の宇宙観測データが楽しめる
Hubble Birthdayには、合計で366枚の画像が用意されており、毎日異なる天体が表示されます。
また、特設ページ「What Did Hubble See on Your Birthday?」では、366日分の全ての天体のリスト(xlsxファイル)も公開されており、すべての日付の情報を一括確認することもできます。
まとめ
ハッブル宇宙望遠鏡は、宇宙の神秘を私たちに届け続けている天文台です。自分の誕生日に撮影された特別な天体をぜひ調べて、宇宙の美しさに触れてみましょう。
You say it's your birthday? It's our birthday, too, yeah!
NASA was founded Oct. 1, 1958. On Oct. 1, 2001, @NASAHubble took this picture of a galaxy 50 million light-years away.
Check out what the space telescope saw on YOUR birthday: https://t.co/oHvXXpIzjg pic.twitter.com/58KjYSNxVO
— NASA (@NASA) October 1, 2022
【▲NASAの設立記念日「10月1日」にハッブル宇宙望遠鏡が撮影したのは非棒状渦巻銀河「NGC 3949」でした(Credit: NASA/ESA and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA))】
Source
- Image Credit: NASA, Twitter
- NASA - Hubble Birthday
文/sorae編集部