
現在も火星で探査活動を続けている火星探査車「キュリオシティ」ですが、この画像はそのキュリオシティによって火星地表に掘られた穴の画像です。
この穴は、直径0.6インチ、深さ2インチで、キュリオシティのドリルによって「ダルース」と呼ばれるターゲットに掘られ、「Mast Camera」によって2018年5月20日(ミッション2057ソル目※)に撮影されたものです。NASAによると、画像はホワイトバランスが調整され、コントラストを強めにしているとのことです。
※…1ソル(Sol)=火星での1太陽日、約24時間40分。
キュリオシティのドリルは2016年12月に発生したトラブルにより、2年弱にわたりサンプル採取に利用されていませんでした。
関連
Source
- Image Credit: NASA
- NASA - Going Forward
文/塚本直樹