アメリカ企業SpaceX(スペースX)は日本時間2025年6月19日、第10回飛行試験に向けて準備を進めていた宇宙船「Starship(スターシップ)」が、アメリカ・テキサス州の同社施設「Starbase(スターベース)」で重大な異常に遭遇したと発表しました。
試験中に爆発か 海外メディアがライブ配信で瞬間を捉える
SpaceXによると、異常が発生したのは日本時間2025年6月19日13時頃(アメリカ中部夏時間2025年6月18日23時頃)です。
同社は異常の具体的な内容には言及していませんが、海外メディアのNASASpaceFlightが行ったライブ配信では、試験用の台座に設置されたStarship宇宙船から推進剤とみられるものが漏出し、その直後に爆発した様子が捉えられています。
SpaceXは、作業中は周辺に安全区域が常に設けられており、全スタッフの安全が確保されていると述べています。
その後、SpaceXは日本時間2025年6月20日5時頃までに公式ウェブサイトで情報を更新しました。同社によると、今回の試験はStarship宇宙船の6基全てのエンジンを使用する地上燃焼試験が目的で、極低温推進剤の充填を進めていたところ、突然爆発が発生して機体は全損。試験設備も損傷しました。
データの初期分析によれば、機体前方に搭載されている窒素ガス用の圧力容器(COPV)で問題が生じた可能性が示唆されるものの、データの完全な分析はまだ進行中だということです。
StarshipはSpaceXが開発中の新型ロケットおよび再使用型宇宙船の名称で、直近では2025年5月に第9回飛行試験が行われています。
今回の異常発生を含め、Starshipに関する新しい情報はSpaceXから発表があり次第お伝えします。【記事掲載:2025年6月19日15時25分・更新:2025年6月20日15時00分】
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文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部
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