スペースXがスターシップ宇宙船の地上燃焼試験を実施 第9回飛行試験に向けて

アメリカ企業SpaceXは2025年5月14日、新型ロケット「Starship(スターシップ)」の第9回飛行試験に向けた準備の一環として、Starship宇宙船のエンジン全6基を点火する地上燃焼試験を行ったと発表しました。

全長50mの大型宇宙船Starshipは、これまでに大型ロケットSuper Heavy(スーパーヘビー)とともに8回の飛行試験を実施。

直近では2025年3月に飛行しましたが、ここ2回は軌道到達前に機体が失われています。

SpaceXは2025年5月2日にも宇宙船のエンジン1基だけを点火する地上燃焼試験を実施したと公表しています。

第9回飛行試験の実施時期はまだ発表されていませんが、今回の発表からは実施が近いことが予想されます。

第9回飛行試験に向けて地上燃焼試験を行ったSpaceXの大型宇宙船「Starship」
【▲ 第9回飛行試験に向けて地上燃焼試験を行ったSpaceXの大型宇宙船「Starship」(Credit: SpaceX)】
第9回飛行試験に向けて地上燃焼試験を行ったSpaceXの大型宇宙船「Starship」のエンジンの様子
【▲ 第9回飛行試験に向けて地上燃焼試験を行ったSpaceXの大型宇宙船「Starship」のエンジンの様子(Credit: SpaceX)】

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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参考文献・出典



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