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JAXA、新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」を搭載する「H3」ロケット7号機の打ち上げ予定日を発表

JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年8月22日、新型宇宙ステーション補給機1号機「HTV-X1」を搭載する「H3」ロケット7号機の打ち上げ予定日を発表しました。

発表によると、H3ロケット7号機の打ち上げ予定日時は日本時間2025年10月21日10時58分頃、打ち上げ予備期間は2025年10月22日~2025年11月30日です。

先進レーダ衛星「だいち4号」を搭載して2024年7月1日に種子島宇宙センターから打ち上げられた「H3」ロケット3号機(Credit: JAXA)
【▲ 先進レーダ衛星「だいち4号」を搭載して2024年7月1日に種子島宇宙センターから打ち上げられた「H3」ロケット3号機(Credit: JAXA)】
H3ロケットの機体形態。5号機までに飛行したのは左から2番目の「H3-22S」で、HTV-X1を搭載する7号機は右端の「H3-24L」に近い「H3-24W」(フェアリングが異なる)を採用している(Credit: JAXA)
【▲ H3ロケットの機体形態。5号機までに飛行したのは左から2番目の「H3-22S」で、HTV-X1を搭載する7号機は右端の「H3-24L」に近い「H3-24W」(フェアリングが異なる)を採用している(Credit: JAXA)】

H3ロケット7号機の機体形態は「H3-24W」(1段目エンジン「LE-9」が2基、固体燃料ロケットブースター「SRB-3」が4基、ワイドフェアリング)が初めて採用されます。5号機までは「H3-22S」(1段目エンジン「LE-9」が2基、固体燃料ロケットブースター「SRB-3」が2基、ショートフェアリング)が使用されてきました。

なお、現在ISS=国際宇宙ステーションにはJAXAの油井亀美也宇宙飛行士が滞在しています。H3ロケット7号機が予定通り打ち上げられた場合、油井宇宙飛行士の滞在中にISSへ到着する見込みです。

また、2025年7月に実機型タンクステージ燃焼試験が行われたH3ロケット6号機(30形態試験機)の打ち上げについては決定次第改めて発表されるということです。

新型宇宙ステーション補給機とは

新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」のCGイメージ(Credit: JAXA)
【▲ 新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」のCGイメージ(Credit: JAXA)】

HTV-Xは2020年まで運用されていた宇宙ステーション補給機「HTV(こうのとり)」の後継機として開発された無人補給機で、主にISSへの物資輸送を行います。貨物の搭載能力はHTVが質量4トン・容積49立方mだったのに対し、HTV-Xでは質量5.82トン・容積78立方mと1.5倍ほどに向上しています。

ISSへの物資補給ミッションにおける係留期間は最長6か月間ですが、HTV-XはISS離脱後も最長1.5年間にわたって単体で飛行が可能。物資補給を終えた後は、技術実証や実験に対応する軌道上実証プラットフォームとしてのミッションを行えるように設計されています。

H3ロケット7号機で打ち上げられるHTV-X1ではISSへの物資補給をはじめ、ISS離脱後には超小型衛星放出、展開型軽量パネルの挙動・構造特性計測および平面アンテナの通信実験、小型リフレクターを用いた衛星レーザー測距の実証実験が行われる予定です。

 

文・編集/sorae編集部

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参考文献・出典