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シンスペクティブの小型SAR衛星「StriX」10機目 6月18日に打ち上げへ

株式会社Synspective(シンスペクティブ)は2026年6月8日、小型SAR(合成開口レーダー)衛星「StriX(ストリクス)」シリーズ10機目の打ち上げ予定を発表しました。

打ち上げは日本時間2026年6月18日5時40分、ニュージーランド・マヒア半島にあるRocket Lab(ロケットラボ)の発射施設から、「Electron(エレクトロン)」ロケットで実施される予定です。なお、打ち上げ日時は天候などの状況によって変更される可能性があります。

StriXシリーズ10機目のミッションパッチ。フクロウや10点満点の花丸など、10機目の節目を思わせるデザインが描かれている(Credit: Synspective)
【▲ StriXシリーズ10機目のミッションパッチ。フクロウや10点満点の花丸など、10機目の節目を思わせるデザインが描かれている(Credit: Synspective)】

StriXシリーズは10機目の節目へ

同社は衛星コンステレーションの拡大を進めており、今回の打ち上げが成功すれば、2020年12月の実証衛星初号機「StriX-α」から約5年半をかけて、StriXシリーズは自社10機目の打ち上げという節目を迎えることになります。

打ち上げのペースも上がっています。8機目は2026年3月、9機目は5月22日に軌道投入に成功しており、10機目は9機目から約1か月後の打ち上げとなります。Synspectiveは2025年9月、Rocket Labと追加10機分の打ち上げ契約を締結しており、Rocket Labとの契約は累計21機分となっています。SpaceXとの3機分を含めると、同社は合計24機分の打ち上げ枠を確保しており、今後も継続的な衛星投入が予定されています。

Synspectiveが次に見据えるのは、2020年代後半の30機規模のコンステレーションです。天候や昼夜を問わず地表を観測できるSAR衛星の機数が増えるほど、同じ地点を観測できる頻度が高まり、災害対応やインフラ監視、安全保障といった分野での活用の幅が広がります。今回の打ち上げは30機規模のコンステレーションへ向かう通過点ですが、同社にとっては大きな一歩となりそうです。

 

文・編集/sorae編集部

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参考文献・出典