
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
アンドロメダ座にある恒星「ミラク(アンドロメダ座β星)」のすぐ近くには、目立ちにくい天体が存在します。それは、通称「ミラクの幽霊(Mirach’s Ghost)」と呼ばれる、淡く光る銀河「NGC 404」です。
今回は、NGC 404がなぜ「ミラクの幽霊」と呼ばれるのか解説していきます。

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NGC 404がこの通称で呼ばれるのは、見かけの位置関係が理由です。NGC 404はミラクのすぐ近くにあり、明るさはおよそ11等級です。一方のミラクは肉眼でも目立つ2等星で、望遠鏡で観察すると強い光や回折スパイクの影響を受け、近くの淡い天体が見えにくくなることがあります。そのためNGC 404は、観測条件によっては存在が分かりにくい天体として紹介されることがあります。
今回の画像は、NASAの紫外線宇宙望遠鏡「GALEX(Galaxy Evolution Explorer)」が捉えたものです。可視光ではミラクの光が目立ちますが、紫外線ではNGC 404の周囲にリング状の構造が強調されて見えます。こうした構造は、比較的新しい星形成と関係している可能性があるとされています。NASAの解説では、NGC 404が「活動を終えた銀河」と見なされていた背景もあり、紫外線で見える特徴が注目される点として紹介されています。
なお、ミラクは地球から約200光年の距離にある赤色巨星です。一方、NGC 404は約1100万光年先に位置するとされます。夜空では近接して見えますが、実際には距離が大きく異なる天体同士なのです。
編集/sorae編集部
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