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スペースXがスターシップによる初の有人火星フライバイミッションを発表

アメリカ企業SpaceX(スペースX)は2026年5月21日付で、同社が開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」による、火星と月それぞれへの民間有人宇宙飛行ミッションを発表しました。

日本時間2026年5月23日に実施された第12回飛行試験でリフトオフしたStarship(スターシップ)(Credit: SpaceX)
【▲ 日本時間2026年5月23日に実施された第12回飛行試験でリフトオフしたStarship(スターシップ)(Credit: SpaceX)】

Fram2でコマンダーを務めたWang氏が両ミッションに参加

SpaceXによると、火星への民間有人宇宙飛行では、起業家・冒険家のChun Wang(チュン・ワン)氏がStarshipに搭乗し、火星をフライバイ(接近通過)して地球に帰還する2年間のミッションに臨みます。

月への民間有人宇宙飛行では、起業家のDennis Tito(デニス・チトー)氏とその妻のAkiko Tito(アキコ・チトー)氏、それに前出のWangが参加し、月面から200km以内をフライバイする1週間のミッションに臨みます。

2025年のFram2ミッションでコマンダーを務めたChun Wang氏(Credit: SpaceX)
【▲ 2025年のFram2ミッションでコマンダーを務めたChun Wang氏(Credit: SpaceX)】

Wang氏は2025年にSpaceXのCrew Dragon(クルードラゴン)宇宙船による、史上初の有人での極軌道飛行ミッション「Fram2(フラム2)」でコマンダーを務めました。また、Dennis Tito氏は2001年に民間人初の宇宙旅行者としてISS(国際宇宙ステーション)を訪問した人物です。

なお、SpaceXは発表後の5月23日に第3世代Starshipによる試験飛行を実施し、サブオービタル飛行を行ったStarship宇宙船はインド洋への着水に成功しています。

また、今回発表された火星と月それぞれの民間有人宇宙飛行ミッションがいつごろ実施されるのかは言及されていません。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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参考文献・出典