
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:NASA)
今回紹介するのは、NASAが2016年4月21日に公開した、バブル星雲(Bubble Nebula)へ近づいていく可視化映像です。背景の星々を抜け、ガスの雲に包まれた巨大な“泡”へと迫っていく様子が、立体的な視点で表現されています。
Source
- Image Credit: NASA, ESA, and F. Summers, G. Bacon, Z. Levay, and L. Frattare (Viz 3D Team, STScI); Acknowledgment: T. Rector/University of Alaska Anchorage, H. Schweiker/WIYN and NOAO/AURA/NSF, NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
- NASA - Animation Approaching the Bubble Nebula
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バブル星雲は、カシオペヤ座の方向に約7100光年先に位置する「NGC 7635」として知られる散光星雲です。泡のような構造が特徴で、宇宙に浮かぶシャボン玉のようにも見えます。
この泡構造を作り出しているのは、星雲の中心近くにある若く非常に重たい恒星(大質量星)です。この恒星から吹き出す強力な恒星風が周囲のガスを押しのけ、巨大な泡の殻を形づくっています。泡の中心と恒星の位置がわずかにずれて見えるのは、星雲周囲のガスの密度が一様ではないためだと考えられています。
この映像では、ハッブル宇宙望遠鏡による観測データをもとに、バブル星雲とその周囲の立体的な構造をイメージしやすいよう再現されたものです。静止画では分かりにくい奥行きやスケール感を体感できます。なお、この映像は分かりやすさを優先し、距離の縮尺が調整されています。
また、soraeでは過去に、バブル星雲を音で再現する可聴化(ソニフィケーション)した記事を紹介しています。音に変換されたバブル星雲の神秘的な音色もあわせてお楽しみ下さい。
編集/sorae編集部
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