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CASC(中国航天科技集団)は日本時間2026年6月11日、文昌宇宙発射場から「長征5号」ロケットを打ち上げ、通信技術試験衛星25号を所定の軌道へ投入することに成功したと発表しました。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:長征5号(TJSW-25)

・ロケット:長征5号(Long March 5)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年6月11日 16時30分
・発射場:文昌宇宙発射場(中国)
・ペイロード:通信技術試験衛星25号

今回打ち上げられた通信技術試験衛星25号は、CASC傘下の第五研究院(五院)が開発を担当した衛星です。CASCによると、多周波数帯かつ高速な衛星通信技術を検証することを目的としています。

長征5号について

長征5号は、CASC傘下の第一研究院(一院)が開発した、2段半構成の大型液体ロケットです。直径5m級の機体を持つ中国の大型ロケットで、大型衛星や探査機の打ち上げに用いられてきました。これまでに月探査機「嫦娥5号」や「嫦娥6号」、火星探査機「天問1号」など、中国の大型・重量級ミッションを担っています。

今回のミッションでは、直径5.2m・高さ18.5mの大型フェアリングが採用されました。また、信頼性の向上を目的として、機体には9項目の技術的な改良が施されています。CASCによると、開発チームは今後もロケットの打ち上げ能力の向上や、打ち上げ・運用プロセスの最適化に取り組み、今後の大型宇宙ミッションを支えていくとしています。

今回の打ち上げは、長征シリーズ全体としては通算650回目の節目となりました。

関連画像・映像

文昌宇宙発射場から打ち上げられた長征5号ロケット(Credit: CASC / 李汶骏)
【▲ 文昌宇宙発射場から打ち上げられた長征5号ロケット(Credit: CASC / 李汶骏)】

 

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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参考文献・出典