中国宇宙ステーションで新種の細菌を発見?

中国が2021年から運用しているCSS=中国宇宙ステーション「天宮」。

2023年5月にCSSで採取されたサンプルから、新種らしき細菌が見つかったとする研究成果を、中国の研究者らのチームが発表しました。

未発見の細菌がたまたまCSSに持ち込まれてから発見された?

研究チームは「天宮」にちなんで、この新種の細菌を「Niallia tiangongensis(ニアリア・ティアンゴンゲンシス)」と命名。

栄養素が足りない環境でゼラチンを利用するなど、過酷な環境に適応した特徴を持っている可能性があるものの、地上では未発見だった細菌が、たまたま宇宙飛行士や物資などに付着してCSSに持ち込まれた可能性が妥当だとみられます。

神舟16号の乗組員が撮影した中国宇宙ステーション「天宮」
【▲ 神舟16号の乗組員が撮影した中国宇宙ステーション「天宮」(Credit: 中国載人航天工程弁公室)】

詳しい内容を知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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参考文献・出典



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