
株式会社ispaceは日本時間2025年4月24日、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション2について、月着陸機「RESILIENCE(レジリエンス)」の月周回軌道投入(LOI)の前に予定されていた、すべての深宇宙軌道制御マヌーバ(※)を完了したと発表しました。
これによりミッション2は、打ち上げ準備完了から月面着陸後まで10段階あるマイルストーンのうち、6つ目を完了したということです。
RESILIENCEには同社の欧州法人が開発した探査車などが搭載されていて、レゴリス(月の土壌)のサンプル採取も行われます。
月周回軌道には2025年5月7日に入り、月面着陸は最短で同年6月6日に試みられる予定です。
※…マヌーバ:姿勢や軌道の制御。



文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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