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渦巻腕が描く二重のリング すばる望遠鏡が観測した渦巻銀河「NGC 5211」

こちらは、ハワイの「すばる望遠鏡」が観測した渦巻銀河「NGC 5211」。

おとめ座の方向、約1億8000万光年先にあります。

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「HSC」で観測された棒渦巻銀河「NGC 5211」(Credit: 国立天文台/田中賢幸)
【▲ すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「HSC」で観測された棒渦巻銀河「NGC 5211」(Credit: 国立天文台/田中賢幸)】

この画像は、NAOJ=国立天文台がすばる望遠鏡に設置した超広視野主焦点カメラ「HSC=ハイパー・シュプリーム・カム」で撮影されました。

一般的な渦巻銀河では明るい中心部と渦巻腕(渦状腕)はつながっていますが、NGC 5211ではすき間が生じています。中心部から離れた渦巻腕は、まるでリングを形作っているように見えます。

国立天文台によると、こうした構造は「疑似リング(pseudoring)」と呼ばれています。疑似リングは「NGC 2273」など他の銀河でも見られる特徴です。

NGC 5211の場合、中心部のすぐ外側にもリング状の渦巻腕があって、二重のリング構造が形成されています。内側の赤いリングと外側の青いリング、色のコントラストも印象的です。

冒頭の画像は国立天文台から2025年9月24日付で公開されています。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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参考文献・出典