
こちらは、ハワイの「すばる望遠鏡」が観測した渦巻銀河「NGC 5211」。
おとめ座の方向、約1億8000万光年先にあります。

この画像は、NAOJ=国立天文台がすばる望遠鏡に設置した超広視野主焦点カメラ「HSC=ハイパー・シュプリーム・カム」で撮影されました。
一般的な渦巻銀河では明るい中心部と渦巻腕(渦状腕)はつながっていますが、NGC 5211ではすき間が生じています。中心部から離れた渦巻腕は、まるでリングを形作っているように見えます。
国立天文台によると、こうした構造は「疑似リング(pseudoring)」と呼ばれています。疑似リングは「NGC 2273」など他の銀河でも見られる特徴です。
NGC 5211の場合、中心部のすぐ外側にもリング状の渦巻腕があって、二重のリング構造が形成されています。内側の赤いリングと外側の青いリング、色のコントラストも印象的です。
冒頭の画像は国立天文台から2025年9月24日付で公開されています。
文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
関連記事
- すばる望遠鏡が撮影した渦巻銀河「NGC 7537」と「NGC 7541」
- 美麗な「オリオン大星雲」 すばる望遠鏡が撮影【今日の宇宙画像】
- 斜めから見た姿が美しい すばる望遠鏡が撮影した渦巻銀河「NGC 748」【今日の宇宙画像】






















