チャンドラX線宇宙望遠鏡ほかが観測した“南の回転花火銀河”こと「M83」

こちらは、うみへび座の方向・約1500万光年先の渦巻銀河「M83(Messier 83)」です。

地球に対して正面を向けた、いわゆるフェイスオン銀河のひとつ。明るい中心部分を取り囲む渦巻腕(渦状腕)の様子がよくわかります。

渦巻銀河「M83」。チャンドラX線宇宙望遠鏡(Chandra)と可視光線の観測データを使用して作成(Credit: X-ray: NASA/CXC/SAO; Optical: NASA/ESA/AURA/STScI, Hubble Heritage Team, W. Blair (STScI/Johns Hopkins University) and R. O'Connell (University of Virginia); Image Processing: NASA/CXC/SAO/L. Frattare)
【▲ 渦巻銀河「M83」。チャンドラX線宇宙望遠鏡(Chandra)と可視光線の観測データを使用して作成(Credit: X-ray: NASA/CXC/SAO; Optical: NASA/ESA/AURA/STScI, Hubble Heritage Team, W. Blair (STScI/Johns Hopkins University) and R. O'Connell (University of Virginia); Image Processing: NASA/CXC/SAO/L. Frattare)】

M83はその姿から、おおぐま座の「回転花火銀河」こと「M101(Messier 101)」と並んで、「南の回転花火銀河(Southern Pinwheel Galaxy)」とも呼ばれています。

この画像は、チャンドラ(Chandra)X線宇宙望遠鏡のデータと、可視光線の観測データを組み合わせて作成されました。

X線データだけの画像を見ると、点状のX線源だけでなく、渦巻腕に沿って広がる雲のようにしてX線が検出されていることがわかります。チャンドラを運用するスミソニアン天体物理観測所のCXC=チャンドラX線センターによると、チャンドラは超新星爆発とその余波をM83の全体で検出したということです。

冒頭の画像は、チャンドラX線センターから2025年7月23日付で公開されています。

関連画像・映像

渦巻銀河「M83」。チャンドラX線宇宙望遠鏡(Chandra)の観測データを使用して作成(Credit: X-ray: NASA/CXC/SAO; Optical: NASA/ESA/AURA/STScI, Hubble Heritage Team, W. Blair (STScI/Johns Hopkins University) and R. O'Connell (University of Virginia); Image Processing: NASA/CXC/SAO/L. Frattare)
【▲ 渦巻銀河「M83」。チャンドラX線宇宙望遠鏡(Chandra)の観測データを使用して作成(Credit: X-ray: NASA/CXC/SAO; Optical: NASA/ESA/AURA/STScI, Hubble Heritage Team, W. Blair (STScI/Johns Hopkins University) and R. O'Connell (University of Virginia); Image Processing: NASA/CXC/SAO/L. Frattare)】

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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参考文献・出典