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エアバス ベルーガXLの完成予想図
 
エアバスは2015年12月21日、飛行機のパーツなどを運送する特殊輸送機「ベルーガXL」の製造を開始したと発表しました。まずはスペインで胴体後方部の製造から開始され、最終的な組み立ては2017年の早期にフランスで開始されます。また、今回胴体の製造が始まった「MSN001」はベルーガXLの初号機として空に飛び立つ予定です。
 
この特殊輸送機のベルーガXLですが、その不思議な形をしたボディは「エアバス A330-200」を改造することで製造されます。ちなみにベルーガとは「シロイルカ」の別名。確かに、飛行機の先端がどことなくイルカの口先を連想させますね。

ベルーガXLの利用用途としては、主にエアバス製ジェット機のパーツやコンポーネントの輸送が想定されています。また前モデルのベルーガは人工衛星や美術品の輸送にも使われたこともあり、日本にもドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を運ぶために飛来しているそうです。
 
近年はますます飛行機の製造需要が増加しており、その需要に応えるためにもベルーガXLの計画はスタートしました。今後5機のベルーガXLを配備することで、エアバス社の輸送能力は30%も向上する予定です。
 
ベルーガXLが実際に運行を始めるのは2019年の中頃となります。こんなに巨大で不思議な形をした飛行機が飛び回るなんて、まさに航空力学の神秘といったところでしょう。
 
Image Credit: Airbus
■Airbus Beluga XL production starts
http://www.airbus.com/presscentre/pressreleases/press-release-detail/detail/airbus-beluga-xl-production-starts/

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