宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は7月21日11時6分18秒、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を載せたH-IIBロケット3号機を、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げた。
打ち上げられたH-IIBロケット3号機は順調に飛行し、打ち上げから約2分後に4本の固体ロケットブースタ(SRB-A)を分離、約15分後にHTV3号機を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。H-IIBロケットの打ち上げは2011年1月以来、約1年半ぶり。
打ち上げられたHTV3号機はそのまま地球周回軌道で飛行し、日本時間7月27日夜に、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームにキャプチャーされた後、日本時間7月28日にISSと結合する予定となっている。
今回のHTV3号機には食料、日常品、実験用品など、計4.6トンの補給物資が搭載されている。
■H-IIBロケット3号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)の打上げ結果について
http://www.jaxa.jp/press/2012/07/20120721_h2bf3_j.html