
NASA(アメリカ航空宇宙局)は2026年5月20日付で、「Moon Base(月面基地)」計画と今後のミッションに関する最新の状況を報告する記者会見を、日本時間2026年5月27日3時から開催すると発表しました。
月面での持続的な滞在に向けた新たな展開
NASAによると、今回の会見では月面での持続的な滞在の実現に向けた、これまでの進捗状況が報告されます。また、計画の進捗の一環として、新たな産業パートナーや今後のミッション計画についても言及される予定です。
NASAが推進する月面基地計画は、月の南極において人類の持続的な滞在を可能にし、科学的・商業的な活動を拡大するために設計された、長期的な月探査およびインフラ構築の構想とされています。
月の南極には永久影(えいきゅうかげ)と呼ばれる太陽光がとどかない領域があり、将来の資源として期待される水の氷が存在する可能性が高いとされています。

将来の火星有人ミッションも見据えた基盤の構築へ
NASAは2026年3月に発表した月・惑星探査に関する新たな方針のなかで、月面基地を2030年代にかけて段階的に発展させていく構想を示しています。
これに関連して、有人月探査計画「Artemis(アルテミス)」における最初の月面着陸を2028年に実施し、そのあとは半年ごとの着陸という高頻度で有人月面探査を継続していく予定であることも述べられていました。
- NASAが月・惑星探査などの新たな方針を発表 月面基地を重視し原子力も活用へ(2026年3月25日)
現在の取り組みを「宇宙探査の黄金時代」と位置づけるNASAにとって、これらの月面探査は、月における科学的発見や経済的利益をもたらすだけでなく、将来的な火星への有人ミッションに向けた重要な基盤を構築するという目的をになっています。
今回予告された会見で発表されるミッションの詳細や新たなパートナーシップについて、注目が集まります。
文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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