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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:ESA/Hubble)

今回紹介するのはESA/Hubbleが2004年4月14日に公開した、太陽系外縁天体「セドナ(90377 Sedna)」の地表から太陽方向を眺めた想像図です。

セドナは2003年にカリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン氏らによって発見されました。太陽からの距離は近日点でも約110億km、遠日点では約1500億kmに達し、公転周期は約1万数千年と見積もられています。直径は約1000km前後と推定されており、海王星の重力的影響から大きく離れた軌道を持つ「分離天体」のひとつで、同様の極端な軌道を持つ小天体群「セドノイド」の代表的存在です。

この想像図には、太陽から約130億km離れたセドナの地表で迎える「真昼」の光景が描かれています。ESA/Hubbleの説明によれば、太陽光の強さは地球で受ける光の約4000分の1ですが、それでも満月の約100倍の明るさがあるとされています。

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画像上部の中央付近に描かれた太陽の近くには、木星や土星もかすかな光点として見えます。一方で、地球は太陽に非常に近い方向にあり、明るい太陽光に埋もれて肉眼で見つけるのは難しいと考えられます。セドナから見れば、太陽系のすべての惑星が太陽に近い内側の軌道を回ることになるため、惑星は真夜中の空ではなく、明け方や夕暮れの空に見えることになります。

セドナの地表から太陽系の方向を眺めた想像図。約130億km離れた太陽は光の点に縮小し、その周囲には黄道面に沿って広がる塵のかすかな光が描かれている。左側には天の川銀河の帯が見える(Credit: NASA, ESA and Adolf Schaller)
【▲ セドナの地表から太陽系の方向を眺めた想像図。約130億km離れた太陽は光の点に縮小し、その周囲には黄道面に沿って広がる塵のかすかな光が描かれている。左側には天の川銀河の帯が見える(Credit: NASA, ESA and Adolf Schaller)】

表面温度は約マイナス240℃。大気はなく、氷に覆われた極寒の世界。しかし、もしそこに立つことができたならば、太陽系全体を俯瞰するような壮大な眺めが広がっているはずです。

 

編集/sorae編集部

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参考文献・出典

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