【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

Source
  • Image Credit: NASA, ESA, CSA, Jupiter ERS Team; image processing by Judy Schmidt
  • sorae - ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した新たな木星の画像が公開された

 

こちらは、soraeが2022年8月29日の記事内で紹介した『ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2022年7月27日に撮影した木星』の疑似カラー画像です。撮影にはウェッブ宇宙望遠鏡に搭載されている近赤外線カメラ「NIRCam」が使用されました。

ハッブル宇宙望遠鏡などの画像で見慣れた木星とは異なった色に見えるのは、ウェッブ宇宙望遠鏡が主に赤外線の波長で観測を行うからです。人の目は赤外線を捉えることができないため、この画像は取得時に使用された3種類のフィルターに応じて着色されています。

木星の北極と南極では、赤く着色されたオーロラが空高く輝いています。極域以外の場所に点在している赤い部分は、下層の雲や上層のヘイズ(もや)が反射した太陽光によるものです。オーロラを取り巻く黄緑色の部分は、極域周辺で渦巻くヘイズを示しています。また、赤道付近を取り巻く雲の帯や大赤斑は太陽光をより強く反射しているため、画像では白く見えています。

 

 

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