
NASA=アメリカ航空宇宙局は2025年12月18日付で、NASAの第15代長官にJared Isaacman(ジャレッド・アイザックマン)氏が就任したことを発表しました。
民間宇宙飛行士として初のNASA長官就任
Isaacman氏は決済処理ソリューションを提供するShift4 Paymentsや、軍の訓練向けサービスを提供するDraken Internationalといった企業を創設した実業家です。
2021年9月、アメリカ企業SpaceXのCrew Dragon(クルードラゴン)宇宙船を使用した初の民間人だけの宇宙飛行ミッション「Inspiration4」でコマンダーを務め、初の宇宙飛行を経験。
2024年9月には、自身が立ち上げた民間宇宙飛行計画「Polaris Program」最初のミッション「Polaris Dawn」で再びコマンダーを務め、SpaceXが開発した宇宙服を着用して民間初の船外活動を行いました。
前任のBill Nelson氏をはじめ、これまでにもNASAの宇宙飛行士として宇宙飛行を経験した人物が長官に就任したことはありましたが、民間宇宙飛行の経験者が就任するのはIsaacman氏が初めてです。
最初の指名から1年 Trump大統領の再指名を上院が承認
Isaacman氏は2024年12月、大統領就任前のDonald Trump氏にNASAの次期長官として指名されたものの、2025年5月末に就任後のTrump大統領が指名を撤回。第2次Trump政権下のNASAは、これまでJanet Petro氏とSean Duffy氏が長官代行を務めてきました。
しかし2025年11月、Trump大統領は再びIsaacman氏をNASA長官に指名。2025年12月17日にアメリカ上院が承認したことで、最初の指名から1年を経ての長官就任となりました。
就任したIsaacman氏は、Trump大統領のリーダーシップの下で働けることを楽しみにしており、NASAのミッション第一の文化を復活させて、アポロ計画以来となるアメリカ人宇宙飛行士による月面探査や永続的な月面拠点の確立、“火星に星条旗を立てる”という大統領のビジョン実現の基盤を築くという野心的な目標の達成に力を注ぎたいとコメントしています。
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文・編集/sorae編集部
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