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ハワイの望遠鏡が観測した史上3例目の恒星間天体「3I/ATLAS」

こちらは、ハワイのジェミニ北望遠鏡で観測された彗星「3I/ATLAS(アトラス彗星)」。

2025年7月初旬に発見されたばかりで、直径は最大約20kmと推定されています。

ジェミニ北望遠鏡が観測した恒星間天体「3I/ATLAS(アトラス彗星)」(Credit: International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/K. Meech (IfA/U. Hawaii); Image Processing: Jen Miller & Mahdi Zamani (NSF NOIRLab))
【▲ ジェミニ北望遠鏡が観測した恒星間天体「3I/ATLAS(アトラス彗星)」(Credit: International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/K. Meech (IfA/U. Hawaii); Image Processing: Jen Miller & Mahdi Zamani (NSF NOIRLab))】

NSF NOIRLab=アメリカ国立科学財団の国立光学・赤外天文学研究所によると、ジェミニ北望遠鏡の観測によって、彗星の特徴のひとつであるコマ(彗星の核から放出された物質でできた明るいぼんやりとした領域)の存在が明らかになりました。

彗星といっても、3I/ATLASは太陽系出身ではありません。その軌道をもとに、太陽系外から飛来した恒星間天体(恒星間彗星)であることが判明しているのです。

2017年に発見された「1I/'Oumuamua(オウムアムア)」、2019年に発見された「2I/Borisov(ボリソフ彗星)」に続き、恒星間天体だと確認されたのは3I/ATLASが3例目です。

2025年7月17日の時点で、3I/ATLASは地球から約3天文単位、太陽から約4天文単位離れた、木星の公転軌道の少し内側にあります。

太陽に最接近するのは2025年10月29日頃、地球に最接近するのは2025年12月19日頃で、最接近距離は太陽に対して約1.3天文単位、地球に対して約1.8天文単位。その後は太陽系の外に向かって再び飛び去っていくことになります。

南アメリカのチリに建設され、先日初めて観測画像を公開したベラ・ルービン天文台が本格的な観測を開始することで、こうした恒星間天体は今後より頻繁に発見されるようになると研究者は期待を寄せています。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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参考文献・出典