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JAXAが「みちびき」5号機を搭載した「H3」ロケット8号機の打ち上げ予定日を再設定 12月17日に打ち上げへ

JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年12月13日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)を搭載する「H3」ロケット8号機の再設定された打ち上げ予定日を発表しました。

JAXAによると、H3ロケット8号機の打ち上げ予定日および時間帯は、日本時間2025年12月17日(水)11時00分~12時00分、打ち上げ予備期間は2025年12月18日~2026年1月31日です。

当初、H3ロケット8号機は2025年12月7日に打ち上げられる予定でしたが、ロケット2段目の搭載機器のひとつであるIMU(慣性センサユニット、慣性計測装置)に確認が必要な事象が認められたため、JAXAは12月3日に打ち上げを延期すると発表していました。

JAXAは調査の結果、原因を特定して対策処置が完了したと述べています。

みちびき5号機とは?

準天頂衛星システム「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)(画像提供: 三菱電機)
【▲ 準天頂衛星システム「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)(画像提供: 三菱電機)】

「みちびき」は、アメリカの「GPS」との互換性を確保した日本の衛星測位システムです。

これまでは4機体制で運用されてきましたが、内閣府は測位精度のさらなる向上と、他国の衛星測位システムに依存せず「みちびき」だけで持続的な測位を実現するべく、2026年度からは7機体制、将来的には11機体制で運用することを目指しています。

7機体制構築に向けて2025年2月に打ち上げられた「みちびき」6号機は静止軌道に投入され、2025年7月にサービスを開始しました。今回打ち上げ予定日が再設定された「みちびき」5号機は、準天頂軌道に投入されます。

準天頂衛星システム「みちびき」7機体制完成時の衛星の動きを地表に投影した図(Credit: JAXA)
【▲ 準天頂衛星システム「みちびき」7機体制完成時の衛星の動きを地表に投影した図(Credit: JAXA)】

「みちびき」5号機には6号機に続いて、JAXAが開発を進めている高精度測位システム(ASNAV)の実証用アンテナが搭載されています。

JAXAによると、将来「みちびき」の衛星すべてに高精度測位システムが搭載されれば、スマートフォンのような一般的な受信機の測位精度は現在の5~10mから1m程度にまで向上することが期待されるといいますから、身近な暮らしにも直接関わる重要な取り組みと言えます。

関連画像・映像

「みちびき」6号機を搭載して2025年2月2日に打ち上げられた「H3」ロケット5号機(Credit: JAXA)
【▲ 「みちびき」6号機を搭載して2025年2月2日に打ち上げられた「H3」ロケット5号機(Credit: JAXA)】

 

文・編集/sorae編集部

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参考文献・出典