
株式会社QPS研究所は2025年11月28日、同社の小型SAR(合成開口レーダー)衛星「QPS-SAR 14号機」、愛称「ヤチホコ-I」で取得した初画像を公開しました。
高精細モードで取得した国内外5か所のSAR画像を公開
ヤチホコ-Iはアメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットで日本時間2025年11月6日に打ち上げられ、同日午前に収納型アンテナの展開に成功していました。
QPS-SARは分解能1.8mの通常モードと分解能46cmの高精細モードで観測が可能です。今回公開された画像はいずれも高精細モードで取得されたもので、2025年11月25日に福島県福島市と福岡県北九州市、2025年11月26日に香川県の小豆島とカザフスタンのアルマトイ、それにアメリカ・ペンシルベニア州のフィラデルフィアをそれぞれ観測したものとなります(いずれも現地時間)。
地球上の任意の地点を平均10分間隔の“ほぼリアルタイム”で観測することを目指すQPS研究所は、36機の小型SAR衛星で構成された衛星コンステレーション(※)の構築を進めています。
2025年はヤチホコ-I以外にも、3月に9号機「スサノオ-I」、5月に10号機「ワダツミ-I」、6月に11号機「ヤマツミ-I」、8月に12号機「クシナダ-I」を軌道に投入していて、いずれも初画像の取得に成功しています。
※…地球観測や通信サービス提供などを連携して行うための人工衛星群のこと。
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【2025年12月22日13時11分更新】記事タイトルの衛星愛称を修正しました。
文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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