米国の月探査計画に日本も正式参画。日本人宇宙飛行士も月にいく可能性

総理官邸で10月18日に行われた第20回宇宙開発戦略本部正式にて、安倍総理は、米国提案による月探査計画の日本の参画を正式に表明しました。

宇宙政策委員会に取りまとめた「参画方針」の資料によると、米国は近い将来の火星探査を視野に入れつつ、ゲートウェイ(月周回有人拠点)の整備や月探査を計画提案しており、日本の参画にも大きな期待を寄せていたと言います。

日本側は、外交・保安上の観点国際競争力の強化火星など更なる深宇宙探査を目指すメリットがある上で、日本の強みを生かした以下の4点を協力項目としてまとめています。ただし、具体的な協力内容はこれから検討するとしています。

1:第1段階ゲートウェイへの日本が強みを有する技術・機器の提供
第1段階ゲートウェイ(最小構成)でのミニ居住棟へ技術・機器の提供
2:HTV-X、H3によるゲートウェイへの物資・燃料補給
有人月面着陸前倒しに伴う補給ニーズ増への対応に貢献
3:着陸地点の選定等に資する月面の各種データや技術の共有
有人月面着陸候補地点の選定等に貢献
4:月面探査を支える移動手段の開発
月面探査を行う移動手段とし月面ローバーの開発

また、本会合にて安倍総理は以下の様に述べています。

「日本も、いよいよ月探査・宇宙開発に向けて新たな1ページを開きます。
火星なども視野に入れ、月を周回する宇宙ステーションの整備、月面での有人探査などを目指す米国の新たな挑戦に、強い絆(きずな)で結ばれた同盟国として、これまで『きぼう』や『こうのとり』で培った我が国の強みをいかして参画することといたしました。その基本方針を本日、決定いたしました。(以下省略)」

なお、この月探査計画において日本が参画することにより、2024年以降毎年計画されている有人月着陸に日本人宇宙飛行士が選ばれる可能性も出てきました。

 

Image: NASA(ゲートウェイ)
Source: 内閣府

ページ上部へ戻る