
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
【▲ WR 140を構成するO型星(右)とウォルフ・ライエ星(左)、および太陽(左上)の大きさを比較した図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、はくちょう座の方向約5300光年先に位置している『ウォルフ・ライエ星「WR 140」』です。この画像は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の「中間赤外線装置(MIRI)」を使って取得された画像をもとに作成された疑似カラー画像で、2022年10月12日に公開されたものです。
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ウォルフ・ライエ星は、大質量の恒星である「O(オー)型星」が進化した姿で、約1000万年未満とされる短い生涯の最後に近づいている段階です。WR 140は、ウォルフ・ライエ星に進化した恒星が、別のO型星を7.93年周期で公転している連星系と考えられています。
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冒頭の画像に写っているWR 140を取り囲む17本の同心円状のリングは、O型星とウォルフ・ライエ星の恒星風が衝突し、ガスを圧縮して塵が生成されることで形作られたと考えられています。しかし、WR 140のウォルフ・ライエ星は細長い楕円形の軌道を公転しているため、2つの星が接近する時にしか塵は生成されません。そのため、塵のリングはあたかも木の年輪のように、約8年ごとに形成されることになります。
過去に実施された、地上の望遠鏡を用いた観測では2本のリングしか確認できなかったため、この画像を撮影したウェッブ宇宙望遠鏡の性能の高さが伺えます。
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編集/sorae編集部























