【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
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こちらは、soraeが2024年2月18日の記事内で紹介した『星雲「IRAS 16562-3959」』です。ハッブル宇宙望遠鏡の「広視野カメラ3(WFC3)」で取得した赤外線データをもとに作成された疑似カラー画像です。
IRAS 16562-3959は大質量星が形成されている星形成領域として知られています。画像の中心付近には太陽の約30倍の質量がある形成途中の大質量星が存在するとみられていますが、この星は大量の塵に隠されていて直接見ることはできません。
また、中心星から双方向に放出されたジェットにより塵が吹き飛ばされ、画像の中央から左上と右下に向かって光が漏れ出ている様子が確認できます。
文・編集/sorae編集部