広告
広告
輝くスターバースト・リング ハッブル宇宙望遠鏡が観測した渦巻銀河「NGC 6951」

こちらは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が観測した渦巻銀河「NGC 6951」。

ケフェウス座の方向、約7000万光年先にあります。

明るい中心部分には、ひときわ輝くリング状の構造。リングを抱く棒状構造から伸びた青い渦巻腕(渦状腕)は、電離水素領域(HII領域)の存在を示すピンク色の斑点と、塵(ダスト)が豊富な渦巻く暗い雲に彩られています。

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が観測した渦巻銀河「NGC 6951」(Credit: ESA/Hubble & NASA, L. C. Ho, G. Brammer, A. Filippenko, C. Kilpatrick)
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が観測した渦巻銀河「NGC 6951」(Credit: ESA/Hubble & NASA, L. C. Ho, G. Brammer, A. Filippenko, C. Kilpatrick)】

中心部分のリング構造は、星形成が活発な部分です。このような構造はスターバースト・リングと呼ばれていて、NGC 6951の場合は差し渡し3800光年の大きさがあります。

また、NGC 6951中心部分の棒状構造に沿っている塵が豊富な暗い雲の帯は、棒状構造からリングへとガスが流入する場所を示しています。

ESA=ヨーロッパ宇宙機関によると、ハッブル宇宙望遠鏡のデータを用いた研究者たちは、NGC 6951のスターバースト・リングで80以上の星団候補を特定しました。

現在観測されている星団候補の星々の多くは形成から1億年未満とみられていますが、リングそのものは10億年~15億年にわたって存在してきた可能性があるということです。

冒頭の画像は“ハッブル宇宙望遠鏡の今週の画像”として、ESAから2025年10月6日付で公開されています。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

関連記事

参考文献・出典