スペースX、スターリンク衛星を5時間以内に2回打ち上げ(G6-38、G7-12)
【▲ 第2世代スターリンク「starlink V2 mini」(Credit: SpaceX)】

スペースXは日本時間2024年1月29日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを2回実施しました。搭載されていた第2世代スターリンク衛星「V2 Mini」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 6-38)

ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2024年1月29日10時10分【成功】
発射場:ケネディ宇宙センター(アメリカ)
ペイロード:スターリンク衛星(Starlink V2 Mini)23機

■打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 7-12)

ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2024年1月29日14時57分【成功】
発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:スターリンク衛星(Starlink V2 Mini)22機

 

スターリンク衛星は、スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」で用いられる通信衛星です。同社は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ、最大4万2000機のスターリンク衛星投入を計画しています。

今回のミッションでスペースXは、第2世代スターリンクネットワークの「シェル6」へ23機、「シェル7」へ22機のV2 Miniを投入することに成功しています。これまでに打ち上げられたスターリンク衛星の総数は「5806機(プロトタイプを含む)」となりました。

【▲ 第2世代スターリンク衛星「Starlink V2 Mini」(Credit: SpaceX)】

■打ち上げ関連リンク

 

※タイトルに一部誤りがありましたので、修正しました(1月31日17時30分)

Source

  • Image Credit: SpaceX
  • SpaceX - STARLINK MISSION
  • SpaceX - STARLINK MISSION

文/sorae編集部 速報班