イントレピッド海上航空宇宙博物館で7月19日、スペースシャトル「エンタープライズ号」の展示式典が行われ、米航空宇宙局(NASA)のチャールズ・ボールデン長官らが出席し、祝福した。

イントレピッド海上航空宇宙博物館のブルース・モスラー館長は今回の式典で、「宇宙探査のパイオニアとして、エンタープライズ号は過去のヒーローを尊敬し、国民を啓もうするという我々のミッションをより具体化するでしょう」と述べた。

また、今回の式典に伴い、7月22日までにイベント「スペースフェスト」も開催される予定で、無料コンサートや映画などが行われるという。

スペースシャトルは試験機を含め、これまで合計6機が製造されている。1号機が宇宙飛行能力を持たないエンタープライズ号で、試験の役目を終え、航空ショーなどを経て、1985年からアメリカ国立航空宇宙博物館の別館「ウドヴァーヘイジー・センター」で展示されていた。しかし、スペースシャトルの退役に伴い、ディスカバリー号が「ウドヴァーヘイジー・センター」で展示することが決まり、エンタープライズ号は今年5月、イントレピッド海上航空宇宙博物館に移された。

■Space Shuttle Pavilion Now Open!
http://www.intrepidmuseum.org/LatestNews/July-2012/Space-Shuttle-Pavilion-Now-Open!.aspx

関連記事