新型コロナウイルスの影響で自宅作業を強いられるNASA職員が、どのようにして火星探査車「キュリオシティ」を運用しているのかが、公開されています。

現在NASAでは、ジム・ブライデンスタイン長官の指示によりミッションに必要な人員を除いて、自宅からのリモート作業へと移行しています。そして3月20日から、ジェット推進研究所(JPL)で働いていたキュリオシティの運用スタッフも、自宅から探査車を遠隔操作することになったのです。

しかしリモート作業への移行は素早く実施され、3月22日にはキュリオシティにコマンドを送信し、いくつかのテストと練習走行を実施。また、岩石のサンプルの掘削にも成功しています。

ただし、自宅からJPLに用意されたキュリオシティの機器すべてにアクセスできるわけではありません。例えば以前には、スタッフは火星の地形の3D画像をゴーグルで俯瞰することができました。ただしゴーグルが使えなくなった現在は、ローテクな赤と青の3Dメガネに移行したことも伝えられています。

 

Image: NASA
Source: Space.com
文/塚本直樹

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