ストラトローンチは超音速飛行機「タロンA」「タロンZ」や、スペースプレーン「ブラック・アイス」の計画を公開しました。
まずタロンAは、全長8.5メートルかつ重量約2.7トンの飛行機で、マッハ6での航行が可能。また、機体は再使用が可能です。
タロンAの目的は、超高速での長時間飛行と、滑走路への自律的な滑空による水平着陸の実証です。また、自力で離陸することもできます。一方、タロンZの詳細は明かされていません。
そしてブラック・アイスも再使用が可能なスペースプレーンで、軌道上への高度な輸送能力と、物資の持ち帰りを目標としています。また、最初は貨物輸送用として始まり、後に乗員輸送が可能なバリエーションも計画されています。
ストラトローンチは、以前にもスペースプレーンを含む4種類の衛星打ち上げシステムを発表しています。また、ストラトローンチの母機は2019年4月に一度、テスト飛行に成功しています。
Image: ストラトローンチ
Source: Space.com
文/塚本直樹