JAXAは、「こうのとり7号機」が日本時間9月27日に国際宇宙ステーションに最接近し、28日3時8分に無事ドッキングが完了したことを発表しました。
「こうのとり7号機」には、船内・船内合わせて約6.2トンの物資を搭載。物資内容として、宇宙飛行の食品・生活用品、きぼう保全用品、NASAやESAの実験ラックをはじめ、GSユアサの日本製リチウムイオン電池、リーマンサット・プロジェクトの超小型衛星『RSP−00』が含まれています。
また、今後は、小型回収カプセル(HTV Small Re-entry Capsule:HSRC)を用いた国際宇宙ステーションからの回収技術実験、日本実験棟「きぼう」を活用した技術試験衛星9号機で採用する高効率排熱技術の実証などを行います。「こうのとり7号機」の搭載物資、今後のミッションの詳細は「こうのとり7号機(HTV7)【ミッションプレスキット】(PDF)」を参照してください。
また、ISSロボットアームによる「こうのとり7号機」のキャプチャの模様は、国際宇宙ステーションから6月に帰還した金井宣茂宇宙飛行士を迎え、youtubeにてLIVE配信されました。
Image Credit:JAXA/youtube
■宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機(HTV7)の国際宇宙ステーションとの結合について
http://www.jaxa.jp/press/2018/09/20180928_h2bf7_j.html