広告
広告
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

はくちょう座の方向、地球からおよそ2400光年の距離に広がる「網状星雲(Veil Nebula)」。この天体は、今から約1万年前に発生した超新星爆発の残骸(超新星残骸)で、全体の直径は100光年以上に及びます。今回紹介する画像は、その西側の一部にあたる「NGC 6960(Western Veil Nebula)」をハッブル宇宙望遠鏡が撮影したものです。

Source

 

網状星雲を形づくるのは、超新星爆発で放出されたガスと、それが周囲の星間物質に衝突して加熱されたもの。画像には赤や青に彩られた細いフィラメントが複雑に絡み合っており、絡み合うケーブルのような、はたまたカラフルな光のカーテンが垂れ下がっているかのように見えます。

広告

この画像は、実際の色をそのまま再現したものではなく、ハッブルに搭載されている、「広視野カメラ3(WFC3)」による複数のフィルターで取得したデータを合成し、特定の元素から放たれる光を色に割り当てた「疑似カラー」処理が施されています。

星の一生の最期にあたる超新星爆発は破壊的な現象である一方、放出された元素や物質は次世代の星や惑星の材料となります。網状星雲は、宇宙における「死」と「再生」の循環を象徴する存在でもあるのです。

 

編集/sorae編集部

関連記事

元記事を読む