【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、soraeが2024年3月20日の記事内で紹介した『ほ座超新星残骸(Vela Supernova Remnant)』です。この画像はチリのセロ・トロロ汎米天文台にあるブランコ4m望遠鏡に設置された観測装置「ダークエネルギーカメラ(DECam)」の観測データをもとに作成されました。

Source
  • Image Credit: CTIO/NOIRLab/DOE/NSF/AURA; Image Processing: T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), M. Zamani & D. de Martin (NSF’s NOIRLab)
  • sorae - ダークエネルギーカメラで撮影された「ほ座超新星残骸」の繊細な構造

 

超新星残骸は超新星爆発が起こった後に観測される天体のことで、爆発した星の周囲に広がるガスを衝撃波が加熱することで可視光線やX線といった電磁波が放射されていると考えられています。

ほ座超新星残骸を残した星は恒星としての生涯を終えましたが、その爆発が生み出した衝撃波は画像の左上から下へと続く青白い弧として写っています。

 

文・編集/sorae編集部

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