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Rocket Lab(ロケットラボ)は日本時間2026年2月28日、オーストラリアのHypersonix社が開発した極超音速飛行実証機「DART AE」を搭載したサブオービタルロケット「HASTE(ヘイスト)」の打ち上げに成功しました。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:HASTE(That's Not A Knife)

・ロケット:HASTE(Electron派生型サブオービタルロケット)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年2月28日 9時00分
・発射場:ロケットラボ発射施設(ワロップス島、バージニア州)
・ペイロード:DART AE(Hypersonix社製 極超音速飛行実証機)

今回のミッション「That's Not A Knife」は、HASTEとしては7回目、Rocket Lab全体では82回目の打ち上げとなりました。ミッション名はペイロードを開発したHypersonixがオーストラリア企業であることから、同国を舞台にした映画『クロコダイル・ダンディー』の有名なセリフに由来するとみられます。

DART AEとは?

DART AEは全長約3.5m、質量約300kgの極超音速飛行実証機で、水素を燃料とするスクラムジェットエンジン「SPARTAN」を搭載しています。機体構造全体が耐熱合金による3Dプリントで製造されており、Hypersonixによると全3Dプリント製の極超音速機は世界初とのことです。HASTEによって極超音速の初期飛行条件まで加速された後に分離し、最大マッハ7、航続距離最大1000kmの自律飛行が可能とされています。

Hypersonix CEOのMatt Hill氏は「DART AEを実際の極超音速環境で飛行させることに成功し、長年にわたるエンジニアリングと準備が実証されました。この飛行により、地上試験から真の極超音速運用へと移行し、パートナーや同盟国にとって運用上意義のある再使用可能な極超音速能力の提供に一歩近づきました」とコメントしています。

HASTEは2023年6月の初打ち上げ以降、7回すべての打ち上げに成功しており、成功率100%を維持しています。米国防総省の国防イノベーションユニット(DIU)向けの極超音速テストミッションとしては3か月で2回目の打ち上げとなり、Rocket Labは米国および同盟国の極超音速技術開発を加速させる商用プラットフォームとしての地位を確立しています。

関連画像・映像

整備施設内に立てられたHASTEのフェアリング。Defense Innovation Unitのロゴとミッションパッチが確認できる(Credit: Rocket Lab)
【▲ 整備施設内に立てられたHASTEのフェアリング。Defense Innovation Unitのロゴとミッションパッチが確認できる(Credit: Rocket Lab)】
整備施設内でフェアリングに収められたDART AEの機体。独特の細長いフォルムが確認できる(Credit: Rocket Lab)
【▲ 整備施設内でフェアリングに収められたDART AEの機体。独特の細長いフォルムが確認できる(Credit: Rocket Lab)】

 

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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参考文献・出典