種子島宇宙センターでH-IIAロケット22号機の打ち上げ準備作業が順調に進められており、天候に問題がなければ、予定通り1月27日に打ち上げられる見通しだ。

1月25日には電波系統や推進系最終クローズアウト作業などが予定されており、1月26日深夜に発射台への機体移動が予定されている。H-IIAロケット22号機の打ち上げは現在、1月27日13時から15時の間に設定されている。

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H-IIAロケット22号機には、日本政府の情報収集衛星「レーダ4号機」と「実証衛星」が搭載されており、情報収集衛星の打ち上げは2011年12月の「レーダ3号機」以来、約1年1ヶ月ぶり。

情報収集衛星は事実上の偵察衛星。光学衛星とレーダ衛星の2機1組で運用され、日本政府は2012年度までに光学衛星2基、レーダ衛星2基、計4基での運用体制を目指しており、今回の打ち上げが成功すれば、運用体勢が整う。

また、これまでの情報収集衛星の打ち上げと同様に、セキュリティー上の観点から、インターネットによる打ち上げ中継は行われないとみられる。

なお、この写真は1月23日現在の種子島宇宙センターである。

 

■H-IIAロケット22号機の打上げについて
http://www.jaxa.jp/press/2012/11/20121127_h2af22_j.html

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