
(引用元:NASA)
日本時間1975年8月21日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「バイキング1号(Viking 1)」が打ち上げられました。バイキング1号は人類史上初となる「火星表面からのカラー画像」を地球へ送り届けたことでも知られる探査機です。今回は、打ち上げ記念日にあわせて、その歴史的な1枚をご紹介します。
- Image Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona
- NASA - Viking 1
- NASA - First Color Image From Viking Lander 1
- NASA - 45 years ago: Viking 1 Touches Down on Mars
バイキング1号は、米国フロリダ州のケープカナベラル空軍基地(現・宇宙軍基地)第41発射施設(LC-41)から、「タイタンIIIE」ロケットで、日本時間8月21日6時22分(UTC:8月20日21時22分)に打ち上げられました。周回機(オービター)と着陸機(ランダー)で構成されたバイキング1号は、軌道観測と着陸探査の両方を担いました。
打ち上げから約11か月後の日本時間1976年7月20日20時53分(UTC:7月20日11時53分)、着陸機が火星のクリュセ平原(Chryse Planitia)に着陸。翌21日には火星表面をカラーで撮影し、今では私たちがよく知る“火星らしい風景”を鮮明に記録したカラー画像を地球へ送信しました。


その後の運用は、周回機が1980年8月7日、着陸機が1982年11月に終了。予定を大きく超える長期ミッションにより、気象・地形・生命探査実験など膨大な基礎データが蓄積されました。
※…1976年7月21日、NASAは速報版として、青みの強い色調の火星表面カラー画像を公開。その後に、自然色に近い色調に補正した正式版が同月26日に公開されました。本記事では26日に公開された正式版の「火星表面のカラー画像」を掲載しています。
文・編集/sorae編集部
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