
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
【▲ 国立天文台すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「HSC」で撮影された渦巻銀河「NGC 3312」(上)と「NGC 3314」(下)。NGC 3314は単一の銀河ではなく、2つの銀河が偶然重なって見えている(Credit: 国立天文台; Edit: sorae編集部)】
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
今回紹介するのは、うみへび座の方向にある渦巻銀河「NGC 3312(上)」と「NGC 3314(下)」です。どちらも、明るい銀河が集まる「うみへび座銀河団」に属する天体として知られています。この画像では、銀河が溶け出しているように外側に伸びる筋状または斑状の尾が伸びており、まるで“くらげ”を思わせる姿が見て取れます。
この構造は、銀河が銀河団内部の高温ガスに突っ込むことで受ける動圧(ラム圧)によって、銀河内のガスがはぎ取られて尾を形づくる現象で、このような銀河は「くらげ銀河」とも呼ばれています。
Source
- Image Credit: 国立天文台
- NAOJ - くらげ銀河 NGC 3312 & NGC 3314
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この画像を撮影したのは、国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(HSC)」です。満月約9個分に相当する広い視野を一度に捉えられるHSCならではの一枚で、“くらげ銀河”が1枚の画像に2つ並ぶという珍しい構図を見せてくれました。
なお、下側のNGC 3314は単独の銀河ではなく、「NGC 3314a」と「NGC 3314b」が視線方向に重なって見えている対象で、互いの重力相互作用は起きていないと考えられています。

編集/sorae編集部
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