
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS
- sorae - 火星の珍しい曇りの日。探査車キュリオシティは「真珠母雲」も撮影
こちらは、soraeが2021年6月4日の記事内で紹介した『火星の曇り空』です。
火星にも四季があります。これは火星も地球と同じように自転軸が傾いているためです。ただ、火星の四季には、火星の公転軌道が楕円であるために、太陽との距離も影響があります。この点では地球の四季と異なります。
このような火星は、大気が非常に薄く(地球の大気圧の6/1000ほど)乾燥しているため、曇りの日は珍しいです。主に雲は赤道地方で冬の最も寒い時期にみられます。
冒頭の画像は、NASAの火星探査車「キュリオシティ」が、2021年3月19日(ミッション3063ソル目※)の日没直後に撮影したものです。
※…1ソル(Sol)=火星での1太陽日、約24時間40分。