1000万年前に天の川銀河の中心でブラックホールが合体?

天の川銀河の中心には、太陽約400万個分の質量がある超大質量ブラックホール「いて座A*(いてざえーすたー)」があります。

このブラックホールが約1000万年前、別のブラックホールと合体した可能性があるという研究成果を、北京大学物理学院の研究者らのチームが発表しました。

合体した可能性があるのは、太陽約1万5000個分の中間質量ブラックホールです。

2億5000万~5000万年前にかけて、天の川銀河の中心を周回していたと考えられています。

研究チームは、天の川銀河中心のブラックホールによって秒速数百km以上で放出されたとみられる超高速度星の発見数が予想よりも少ないことに着目して、今回の結論にたどり着きました。

電波で観測された天の川銀河の超大質量ブラックホール「いて座A*」の画像(Credit: EHT Collaboration)
【▲ 電波で観測された天の川銀河の超大質量ブラックホール「いて座A*」の画像(Credit: EHT Collaboration)】

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文/ソラノサキ 編集/sorae編集部