防衛省は12月21日、無人偵察機「グローバルホーク RQ-4」3機を平成31年度末以降に青森県の三沢基地に配備することを発表しました。防衛省は平成27年度予算より、グローバルホークの取得に着手しています。
ノースロップ・グラマンに買収されたライアン・エアロノーティカが開発したグローバルホークは、無人にて飛行するUAV(Unmanned Aerial Viecle)の一種。その任務は無人にて飛行し、偵察任務を行うことになります。またグローバルホークはすでにイラク戦争への参加経験があり、東日本大震災時にて福島第一原発の監視に利用されたこともあります。
同機は全長約15mに全幅約40mの非常に長い主翼を備え、重量は約14.6トン。またターボファンエンジンを1基搭載し、約570km/hの最大巡航速度と36時間の航続時間、約65,000フィートの最大高度での飛行が可能です。そのエイリアンのように盛り上がった機首部には衛星通信用のアンテナを内蔵し、エアインテークが機体上部にあるなど特徴的な設計となっています。
なお、三沢基地には以前にも米空軍所属のグローバルホークが展開されたことがあります。
Imgae Credit: ノースロップ・グラマン
■滞空型無人機(グローバルホーク)の三沢基地配備(平成31年度末以降)について
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2016/12/21b.html
■航空機とIT
http://news.mynavi.jp/column/airplane_it/039/
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