エコといえばソーラー。最近はテスラモーターズの電気自動車が流行りだしたりと、私たちの生活の中でも電気の重要性が徐々に増しています。そんな中、ソーラー発電だけで世界一周を目指す飛行機「Solar Impulse 2」が無事に太平洋の横断に成功しました。
このなんともエコな世界一周を計画したSolar Impulse organizationの創立者のバートランド・ピッカール氏はハワイを4月21日に離陸し、62時間と29分後にカリフォルニアに到着。その飛行高度は2万8000フィート(約8,600m)にも達しました。平均移動速度は65.4km/hで、総飛行距離は4,523km。夜間は発電電力を蓄えたバッテリーから給電が行われました。
この太平洋横断飛行の間に、Solar Impulse 2は飛行距離、飛行スピード、経過時間、高度など、様々な記録を打ち立てました。太陽の力でふわっと飛びだつソーラー飛行機がこれだけの記録を打ち立てたのは素晴らしいの一言ですね!
Solar Impulse 2の次の目的地はニューヨーク。その後ヨーロッパや北アフリカに立ち寄り、アブダビで世界一周を終える予定です。Solar Impulse 2がアブダビを出発したのは2015年の3月。途中で故障などのトラブルもあり、思ったよりも長い旅路となりました。
Image Credti: Solar Impluse
■Solar Impulse 2 breaks records by reaching California
http://www.gizmag.com/solar-impulse-2-california/42969/