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中国が宇宙船「神舟22号」を無人で打ち上げ 3時間半後に中国宇宙ステーションへ到着

中国は日本時間2025年11月25日に「長征2号F」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた宇宙船「神舟22号」は予定されていた軌道へ無事投入され、CSS=中国宇宙ステーション「天宮」へのドッキングにも成功したことを、CMSA=中国載人航天工程弁公室(中国有人宇宙プロジェクト弁公室)や中国メディアが伝えています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:長征2号F遥22

  • ロケット:長征2号F(Long March 2F/G)
  • 打ち上げ日時:日本時間 2025年11月25日13時11分
  • 発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
  • ペイロード:神舟22号(Shenzhou 22)

神舟22号は、現在CSSに滞在している張陸(ちょう・りく)宇宙飛行士、武飛(ぶ・ひ)宇宙飛行士、張洪章(ちょう・こうしょう)宇宙飛行士が地球への帰還時に使用する宇宙船です。

無人での緊急打ち上げとなりましたが、宇宙食、生鮮食品、医薬品などの他に、CSSに係留中の宇宙船「神舟20号」の窓に生じた亀裂を修復するための物資が搭載されました。

神舟20号は2025年4月に陳冬(ちん・とう)宇宙飛行士、陳中瑞(ちん・ちゅうずい)宇宙飛行士、王傑(おう・けつ)宇宙飛行士が搭乗して打ち上げられ、CSSに到着。2025年11月5日に帰還する予定でしたが、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の衝突によって生じたとみられる亀裂が帰還モジュールの窓で確認されたため、帰還には使用されないことになりました。

そのため、陳冬宇宙飛行士ら3名は2025年11月1日にCSSへ到着した神舟21号に乗り換え、日本時間2025年11月14日に帰還しています。

今回の神舟22号は、宇宙船を譲る形になった張陸宇宙飛行士ら本来の神舟21号のクルー3名の帰還用に、日本時間2025年11月25日13時11分に酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。約3時間40分後の日本時間同日16時50分には、CSSとのドッキングに成功したということです。

関連画像・映像

宇宙船「神舟22号」を搭載して打ち上げられた「長征2号F」ロケット(Credit: CMSA)
【▲ 宇宙船「神舟22号」を搭載して打ち上げられた「長征2号F」ロケット(Credit: CMSA)】
CSS=中国宇宙ステーションのカメラが捉えた宇宙船「神舟22号」(Credit: CMSA)
【▲ CSS=中国宇宙ステーションのカメラが捉えた宇宙船「神舟22号」(Credit: CMSA)】

 

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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参考文献・出典