ブルー・オリジン、「ニューシェパード」で無人ミッション実施 新カプセルが飛行

アメリカの民間宇宙企業Blue Origin(ブルー・オリジン)は日本時間2024年10月24日、同社の再使用型ロケット「New Shepard(ニューシェパード)」による無人宇宙飛行ミッションを実施しました。ペイロードを搭載したクルーカプセルとブースターは無事地上へ帰還したことを、同社がウェブサイトやSNSで報告しています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

New Shepard (NS-27)

  • ロケット:New Shepard
  • 打ち上げ日時:日本時間2024年10月24日0時27分
  • 発射場:Blue Originの打ち上げ施設“コーンランチ”(西テキサス、アメリカ)
  • ペイロード:12個(クルーカプセルに7個、ブースターに5個)

今回のミッションは「NS-27」と呼ばれていて、Blue Originによると無人のクルーカプセルに7個、ブースターに5個の合計12個のペイロードと数万枚のポストカードが搭載されました。クルーカプセルとブースターはどちらも新たに製造されたもので、今回が初飛行。クルーカプセルは「RSS Kármán Line(カーマン・ライン※)」と命名されています。

※…国際航空連盟(FAI)によって定められた宇宙空間と地球大気圏の境界、海抜高度100km。

打ち上げ関連画像・映像

12個のペイロードを搭載して打ち上げられたNS-27ミッションの「New Shepard」ロケット。ブルー・オリジンのライブ配信から
【▲ 12個のペイロードを搭載して打ち上げられたNS-27ミッションの「New Shepard」ロケット。Blue Originのライブ配信から(Credit: Blue Origin)】

打ち上げ関連リンク

 

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文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

#ニューシェパード #ブルー・オリジン

最終更新日:2024/10/24