米宇宙企業ULA(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス)は、日本時間4月27日5時46分、「デルタ4 ヘビー」ロケットをカルフォルニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地第6発射台から打ち上げました。NRO(National Reconnaissance Office:アメリカ国家偵察局)の偵察衛星を搭載しています。なお、衛星の情報は「機密」のため公開されていません。打ち上げから2時間後、ULA、アメリカ宇宙軍、NROは衛星が所定の軌道に投入され、ミッションに成功したことを発表しました。

ヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられるデルタ4ヘビーロケット(Credit: ULA Twitter)

【▲ ヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられるデルタ4ヘビーロケット(Credit: ULA Twitter)】

このミッションは「NROL-82」と呼ばれています。ULAがアメリカ宇宙軍と契約しているデルタ4ヘビーロケットの打ち上げの1つです。2024年までに全ての打ち上げが完了し、デルタ4ヘビーロケットは引退。ULAが開発を進める新型ロケット「ヴァルカン」ロケットに引き継がれることになっています。

今回の打ち上げはULAにとって143回目、デルタ系統のロケットでは1960年の初打ち上げから数えて386回目となりました。世界でもトップクラスの大きさと打ち上げ能力を誇るデルタ4ヘビーロケットは13回目の打ち上げでした。

 

Image Credit: ULA Twitter
Source: ULA/SpaceNews
文/出口隼詩

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