NASA「オポチュニティ」火星探査ミッションを終了

NASAは2019年2月13日(現地時間)、火星探査機「オポチュニティ」のミッションが終了したと、正式に発表しました。

2004年1月に火星に降り立ったオポチュニティは、火星にてさまざまな観測活動を実施。特に重要な成果として、液体の水が存在していた有力な証拠を発見しています。

しかし、火星にて起きた大規模な嵐により発電量が低下し、地球との交信が不能に。その後も通信の再開が試みられてきましたが、とうとうそのタイムリミットを迎えました。

現在火星では「キュリオシティ」や「インサイト」といった探査機が活動しており、また今後は「マーズ2020」の打ち上げを控えています。

 

Source

  • Image Credit: NASA
  • space.com - Mars Rover Opportunity Is Dead After Record-Breaking 15 Years on Red Planet

文/塚本直樹